桂歌丸の病気はいったい!?腸閉塞の原因や病状について詳しく解説!! [お笑い]
※http://blog.goo.ne.jp/ekattun/e/bd181037730c8e9519...
落語家で「笑点」の
司会者でも有名な桂歌丸さん。
体調不良により
神奈川県内の病院に
入院していることが
分りました。
(横浜市内との噂）
病名は腸閉塞だと
いう事ですが
とても怖い病気です。
さらに慢性閉塞性肺疾患
（ＣＯＰＤ）や
褥瘡も患っているようです。
これらについて詳しく
解説していきます。
ーーー報道内容ーーー
関係者によると、
痩せすぎているため血管が
腸を圧迫していることが原因。
歌丸さんは現在、アメをなめて
いるぐらいで、
きちんとした食事ができておらず、
この日から脂肪を増やすために
鼻から脂肪を注入し
始めたという。退院のめどは
まだ立っていない。
歌丸さんは床ずれにあたる
背部褥瘡（じょくそう）の手術を受け
９日に退院したが、胃腸の不調で
１４日に再入院し、検査を受けていた。
ーーー報道内容を詳しくーーー
報道内容を聞いても
一般の方にはいまいち
具体的にイメージしづらいかと
思います。
そんな内容を一つずつ
詳しく解説していきます。
※http://benpir.seesaa.net/article/311411522.html
・血管が腸を圧迫している
まずは、腸閉塞って何!?
ってとこから。
腸閉塞は「イレウス」
なんて医療の業界では
よばれています。
簡単に言うと、文字通り
「腸が詰まる」
という事です。
腸が詰まることに付随して
様々な症状や
危険な状態に陥ります。
腸閉塞にはいくつか種類が
ありますが
今回歌丸さんに起こった
腸閉塞は機械的イレウスと
考えられます。
血管が圧迫され
腸管の血流が正常に
保たれなくなり
腸の動きが低下し
腸が詰まったのでしょう。
このくらいだとまだ
軽い方なので
まず鼻または
口から細い管をいれ、
腸内に溜まっている水分や
内容物、ガスを取り除きます。
その上、絶食をして
腸の状態が元に戻るまで
点滴で栄養補給を行います。
※http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~cipo/treatment....
・きちんとした食事が
できておらず、鼻から
脂肪を注入し始めた
これは経鼻胃管栄養
といって
鼻から胃まで管を入れて
そこから栄養を補給
しようと言うもの。
「痩せすぎている」
とある様に、
腸閉塞の症状も
重なり、食事もとれない
状況ですので
直接注入してしまおう
という考え方です。
通常は腸管を休ませるので
ごく少量でしょう。
そして、ある程度は腸の
動きがあるという事が分かる
ので軽症の腸閉塞であると
考えられ、今すぐに
死去・・・なんてことは
考えにくいでしょう。
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ーーーこうなったら危ない!!?－－－
腸閉塞にはいくつか種類が
あると紹介しましたが
その中に
「絞扼性イレウス」
と言うものがあります。
この「絞扼性イレウス」とは
文字通りですが
何らかの原因で腸が捻じれて
血行障害を起こし
壊死(腐る）してしまう病気です。
こうなると何が
起きるかといいますと、、、
腸はガスや便といった
老廃物を排出しますよね！？
「腸閉塞」「絞扼性」
というぐらいですから
その老廃物が詰まって
しまうわけですね
これが続くとなにが
起こるかといいますと・・・・
・腸が破裂(腹膜炎)・重症感染をおこす
これらが起こってしまったら大変！！！
生死を彷徨うこと間違いなし！！
なんてったって
うんちが体内にばらまかれて
その菌が全身に悪さをしますから。。
ただの菌ではありませんよ！！
うんちです。
老廃物です！！
身体の中にあってはいけないものが
ばらまかれてしまうのですから！！
※どんな手術！？治療？？
腸閉塞にもさまざまな
治療法がありますが
軽症の場合であると、
先ほどのように
鼻から腸まで2m超の管を入れて
ガスを排出したり
腸の動きを促しますが・・・
「絞扼性」ということなので
すでに血行障害をきたしている
状態であると
腸が腐り感染を起こしてしまいます。
※(腸が破けてばらまかれるか、
壊死の影響での菌が繁殖)
こうなると開腹手術をします。
大手術ですので７８歳の
歌丸さんのように
褥瘡や慢性呼吸器疾患
を抱えている方の予後は
悪いといって良いでしょう。
ーーー背部の褥瘡ーーー
※http://nurse-senka.jp/contents/press/1067/
褥瘡と言うのは
一般的にいう床ずれ
の事を指します。
歌丸さんの体重はおよそ38㎏
身長は150ｃｍ程度
という事もあり
かなりやせています。
床ずれはそんな
痩せた皮膚に発生し
壊死や感染をもたらし
重症の場合は死に
至る場合もあります。
歌丸さんの場合は
体力も低下し
就寝中、満足に寝返りも
打てず、やせ細った
背部の骨と敷布団（またはベッド）
が圧迫され、血流障害を起こし
皮膚を損傷
していたと考えられます。
手術をされたとのことですが
おそらく、壊死や感染、
完全に血流のない部分を
切除し、さらなる拡大を
阻止したのでしょう。
ーーー慢性閉塞性肺疾患の存在ーーー
※http://www.copd-jp.com/hospital/
歌丸さんは、ＣＯＰＤを
患っていると噂されており、
今回の腸閉塞と併せて
今後更なる悪化が予想されます。
日常の生活動作はもちろん、
司会時のように
話続けることや
動くことも容易
ではなくなります。
ＣＯＰＤは健常な人と比べ
血中の酸素濃度が低く
息切れや呼吸困難感を
自覚することが多く
日常生活においても
持続的な酸素投与を
必要とする場合が多いです。
今回のように、他の疾患が
きっかけで更に状態が
悪くなることも
予想されます。
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タグ：桂歌丸 病状
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