SSブログ

本当の終戦の日っていつ!?8月15日になった理由は!? [戦争]

ポチダム.jpg
http://matome.naver.jp/odai/2136232117008395701


2015年8月15日。

70回目のこの日を迎えることとなった。

終戦の日である。

また、人々は終戦記念日と呼んでいる。

そんな終戦の日は、なぜか靖国神社も

どこも混んでいる。

そう、皆お盆休みだからw

これは偶然なのか。

終戦・靖国・お盆。。。

人の生死に関する呼び名であり、時期。

気味が悪いわけではではないが

何か気になる。

そもそも、1945年の8月はいろいろな

出来事があった。

いったいいつ、何をもって終戦の日としたのか

日本にとって本当の終戦はいつであったのか

詳しく見ていこう。




ーーー本当の終戦の日ーーー




1945年8月15日、昭和天皇による

「大東亜戦争終結ノ詔書(終戦の詔勅)」が

ラジオ放送で読み上げられ、ポツダム宣言の

受諾が日本国民に伝えられた。

実際には、ポツダム宣言の受諾は14日に

通告済みであり、正式な停戦命令を出したのは

翌16日、降伏文書にサインしたのは9月2日

サンフランシスコ平和条約の発効は

翌年4月28日だったわけで、

いったいどの時点をして「終わった」と

するべきなのか。



実は、8月15日が「終戦記念日」という

名前で認識されたのは、昭和57年(1982年)に

鈴木善幸内閣が

「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」

であると閣議決定してからのこと。

日本国民が敗戦を知ったのが玉音放送だったという

事実を考えると、この日を終戦記念日として

捉えるのは確かに分からなくもない。

たしかに、日本国民が「終わった」と実感したのは

1945年8月15日だったに間違いないだろう。





スポンサーリンク













加えて、お盆とまるかぶりなのはどうだろう。


盆の起源については諸説あるが

もともと「盆」とは、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」

を略したもので、語源とされる梵語

「ウランバナ」には「地獄の責め苦から救う」

または「逆さ吊りにされる」という意味がある。

いずれにせよ、ご先祖様の霊魂が胡瓜(きゅうり)の

馬に乗って早く戻ってくるように、茄子(なす)の

牛で少しでも遅く帰ってもらうように願うのが

「盆」という日。

寺社の境内に老若男女が集まって踊る「盆踊り」は、

地獄から抜け出してきた亡者の喜びを表現したもの。

どんなに悪いことをした人間も、この日は「ご先祖様」

として供養される。ひと昔前の盆行事は、

地方によって旧暦の7月15日、新暦の7月15日、

新暦の8月15日とまちまちの日程で行われていたが、

経済活動の合理性を求めた結果、

都市部においては8月15日を中心に

連休とする企業が多くなり、これが国民的な休暇としての

「盆休み」となって全国的に広がってしまった。

それでも、日本人は墓参りに行って

供養すべき日だというぐらいの認識は持っている。

つまり、日本人にとっての8月15日とは、

ご先祖様の霊魂を供養する「盆」というイベントと

帰省、親孝行、家族サービスなどの要素を含む

「盆休み」というイベント感覚とが融合した

特別な日となったのではないか。



そう考えるとやはり、1982年の閣議決定は浅はかだったのか。

日本は、8月15日を終戦記念日にすべきではなかったのか。

降伏文書にサインした9月2日を終戦記念日と

位置付けていれば、もっと別の視点で

戦争を振り返ることが出来たのではないか

と言う意見もある。


スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。